2005.01.12

寒いですね。

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短歌
冬の夜の窓辺の寒さ寂しさに篝火草は寄り添いて咲く

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2005.01.09

新春

昨年は自然災害が続発した。
台風の連続、新潟中越地震、そしてスマトラ沖地震による大津波。
一体犠牲者は何万人にのぼるだろうか。
自然の脅威の前では人間の存在なんていかに小さいかとつくづく思う。
なのに愚かにもさらに人間は戦争し、殺し合う。

この正月、我が家は遠出することもなく、長閑に過ごした。
息子も娘も帰省し、久しぶりに家族でコタツを囲み、ゲームやマージャンで遊んだ。
情け容赦ない多くの犠牲者のことを思うと、小さな我が家の幸せを心からありがたいと思う。

一首
地球より重たき命と虫けらと一緒に飲み込む大津波かな

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2004.11.14

本当の障害者とは

障害者という表現は、「害」という文字が良くないから使わないようにしようという話があります。
他の言葉にしようとか「障がい者」とひらがな表記にしようというのです。
精神分裂病を統合失調症と変えたように適当な表現があれば変えたら良いと思います。
しかし、もっと大切なことは皆が障害者についての理解を深めることです。
加齢や事故、ストレスにより誰もが障害者になる可能性があるのだということをもっと認識すべきです。
本当の障害者とは身体障害者でも、知的、精神障害者でもなく、厚顔で平気で人の心を傷つける悪意の人を言うのです。
人間の能力、発達の程度はもともと人それぞれで、同じではありません。
目が見えない人は耳が発達して普通の人には聞こえない世界をもっています。
逆にどんな流行小説を書こうとどんなに将棋が強かろうと全ての面で優れているわけではありません。
普通の人より優れているという思い込みを本人がし、周囲の人がそれを許すことが社会にとっての最大の「害」なのです。
ヒトラーは、政治能力や演説力で卓抜していましたが、明らかに本当の意味での障害者でした。

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2004.10.27

地震対策

新潟の地震はテレビで見ていても怖い。余震がなおも激しく続いている。いつもしつこいテレビクルーが、突然の余震に我先に逃げていた。東海大地震との関連が懸念される。9月に続き来月も災害弱者の救援保護などの図上訓練をやることになった。それにしても優太くんの生命力には感動した。ニュースを見て嬉しくて嬉しくて。病のせいか子供はよその子でも可愛いと思う。
不幸にして亡くなられた皆様のご冥福を心からお祈りします。合掌

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2004.09.24

十五夜・・・お月見

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子供の頃、お月見の晩は、子供たちがつれっだって近所の家のお供え物を頂いて回りました。
家の人に見つからずにすむと良いことがあると言い伝えられ、ドキドキしたものでした。
絵を描いていて忘れかけていたいろいろな思い出がよみがえりました。
みーおばさんちは子供がいなかったのでとりわけお供えが豊富でした。
おばさんの気持ちが大人になって初めてわかりました。

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2004.09.21

秋しのびよる

短歌3首
この夏の捨てきれずにいる思い出を置いてきぼりにもう秋の空
灰色の空の隙間にのぞく青 ぐぐいっと開いてみたい秋の日
石段を一つ登ればひとつずつ 現の悲しみ忘れる山寺

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2004.09.16

映画「LOVERS」

映画「LOVERS」をみた。
いままでチャン・イーモウ作品はほとんどみている。
色使いやカメラワークは流石、本当にきれいだ。
しかし、最近は「大物」になったのか制作費をかけ、映画が香港や日本など海外向けになっていて、少し大味になっている。
撮影技術者から監督になった頃の作品の丁寧な映画づくりが懐かしい。
コンリー主演の「紅夢」のような映画をまた見たいと思っていたら、今回のインタビューでチャン・イーモウ自身も次回は再び武勇ものからの脱却・回帰をしたいとこたえていた。
次回作品が待ちどおしい。
自分の病気のことも、日常の憂さも何もかも忘れた2時間で至福のときだった。
今月末には映画週間がある。回数券を買った。楽しみだ。

「3年間愛し続けた俺よりも3日だけのあいつをとるのか」
この台詞は妙にこたえました。
男はいつも女に振り回されて、泣かされる運命なのかな。

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2004.08.31

他力

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宗教にそれほど関心はありません。
ただ、どちらかといえば自力救済の禅宗が好きです。
禅問答など前向きな臨済宗や只管座る曹洞宗。
でも、最近は他力にも惹かれます。
この世にはやはりどうしようもないこともあるのです。
参考:五木寛之「他力」。写真は布袋草

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2004.08.27

女人高野

室生寺に来ました。
いつの時代にも人生に悩む人は絶えないですね。
人生、他人と過去は変えられないが自分と未来は変えられますから。

                     040826_1337.jpg

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2004.08.20

看護サミット

9月7日、8日と浜松市のアクトで日本看護サミットが開催される。
堀田力さんの基調講演「医療における主体をめぐる問題」と「がん看護」など4つの分科会が予定されている。

医師は当然だがとにかく癌を治そうとする。患者に癌と闘えという。
しかし自然治癒する場合もある。そしてそれが最も望ましい。
今までの医療は自然治癒について十分な調査研究をしてこなかった。
そこになにか重大な治癒のヒントがあるのかもしれないのに。

また、がん治療では特に心のケア、生活の質の問題が重要である。
私の場合、冷静なつもりでも告知後、さて聞いたのか、ではこれから何をすべきなのかわからなかった。
ネットで情報を探し回り、悲観的な情報などに一喜一憂させられたこともあった。
その後、いろいろな本を読み、集まりにも参加して、次第に心が落ち着き、ようやく前向きに生活できるようになった。
(今はWELLER THAN  WELL の会に参加しています。  お気に入りサイト「癌の患者学研究所」参照)
人それぞれだと思うが、そうしたことも情報を欲しい。
告知に際して、医療情報はもちろん、生活や心のケアも視野に入れた「患者に役立つ本」のようなものが欲しい。

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2004.08.18

生きにくさ

今日も、生きにくさを背負ってしまった人の対応やらなにやらで忙しかった。
自分でもどうしようもない心の動きに自分自身が翻弄されている人たちだ。
警察や市町村からの連絡を受けて、医療保護入院、措置入院も視野に入れて家族や関係先との協議が続く。
家族の複雑な思いが良くわかる。


  

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2004.08.17

短歌

・秋風に告知の言葉はすり抜けて夕食告げる放送流る
・温かく冷たい言葉が充満し覚悟のため息行き場を失う
・夕焼けに告知を受けたるアキアカネ我が指先にその羽根閉じよ
・腹いっぱい赤き血食らう飢えた蚊よ癌に汚れた血でも良いかや
・生きるとは殺めることと今更に血を吸う蚊にも仏性ありや


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2004.08.11

今を生きる

現代人はあまりに今を生きることを忘れてきている。特に男はそうだ。
過去、現在、未来と分けると先進国ほど未来(将来)のために現在を犠牲にしている。
将来、高い地位や収入を得るために今は我慢して勉強しなくてはとか、老後を安心して暮らすために今は会社で我慢して頑張るとか。
で、挙句に疲れ果てて病気になったり、リストラされて自殺したりなんて目も当てられない。
若いとき(過去)は良かったなんて・・・笑っちゃうね。

確か似たような話が落語にもあった。
昼間から寝てばかりの道楽息子に少しは働けと説教すると働いたらどうなるというので金が貯まるというとそれでという。金が貯まればお店がもて、使用人を雇えるというとそしたらどうなるという。使用人が働くので寝ていられるというとなんだそれなら今と同じだといってまた寝てしまったとさ。

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2004.06.09

神だけが知っている。


昨年8月の人間ドックで異常値があり、検査を繰り返し、ようやく10月に癌だとわかった。
手術も放射線も不適で、抗がん剤も効果はあまり期待できないらしい。
自覚症状が無いので現在まで何も治療をしていない。
治療をしないのは悪いことのように言う医者もいる。
治る見込みがあれば私も治療するだろう。
抗がん剤が単なる延命なら、副作用や免疫力低下によるQOLを犠牲にしてまで受けようとは思わない。
治療を始めるほうが良いのか、しないのが良いのか神様だけが知っている。

体調は以前と変化無いが生活はやはり大きく影響を受けた。
告知を受けて死を覚悟した人間から見れば、世界は今までとはずいぶんと違って見える。
そして当然のように以前では考えられない思考や行動となる。

今年も職場の健康診断の時期になった。
去年、人間ドックを受けずに普通の健診を受けていたら異常なしで見過ごされたと医師が言う。
見つけても治療しないのなら、知らないほうが良かったとも思う。
一方で、神はなぜ早期発見をさせたのか、やはり治療せよというのかと運命論者ではないが迷いも無いわけではない。


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2004.05.15

死ぬまでにしたい10のこと

今まで、何事も準備周到型で生きてきた。
健康にも注意してきた。しかし、人生は思うようにならない。
そして、死を意識してから大抵のことは大したことではないと思うようになった。
生死の問題に比べればどうってことはないのだ。
物事はなんとかなるし、なるようにしかならないというわかりきったことが身をもってわかった。
怖いものはないのだ。
ヤクザに絡まれても怖くない(実際に絡まれたことはないが・・・)、世間の評判も気にならない、そんな心境。

心境の変化はもうひとつ。
何か遣り残していることはないかということ。
一日一日が貴重であり、残された時間をどう暮らそうかと思う。
何か世の中のためになることをとか、
残された人のためにとか。
でも具体的には思いつかない。

「死ぬまでにしたい10のこと」という映画を昨秋観た。
丁度告知を受けた直後だった。
さて自分の場合は・・・
10のうち幾つかはこの半年で済ました。
さてどうしようか・・・


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2004.05.02

告知から7ヶ月。

告知を受けて7ヶ月が過ぎた。
自覚症状はまだない。休日にはスポーツも続けている。
治療は何もしていないが検査データは改善されている。
7ヶ月前に抗がん剤治療を始めなくて良かったと主治医も言ってくれている。
これからもこの調子でいけばと願うばかりだ。
仕事も希望してこの4月からは暇なセクションに異動した。
まず生活内容を変えるべしと本の教えるとおり、毎朝気功をし、人参ジュースを飲み、余暇には散歩、絵手紙、短歌と趣味を充実させている。
遺言も公正証書にした。
他にも今のうちにやっておくべきことがあるかもしれない。
あまり悲観しても仕方ないし、先走ってもなにか嫌だ。
でも残された日々を少しでも充実したものにしたい。

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